2012年1月29日日曜日

札幌市白石区役所




札幌市白石区で起きた「電気とガスが止められて40代の姉妹が凍死した事件」。



このブログでは、今まで個別の社会事件に関して書いたことはなかったが、さすがに今回は黙っている訳にはいかない。



みなさんは、このニュースを聞いてどう思われただろうか?



知的障害を持つ40歳の妹とその姉42歳。姉妹の両親はすでに他界しており、2人で必死に生きようと頑張ってきた。



頑張って妹を支えてきた姉が無職になり、生きるために白石区役所に生活保護を申請しようと3度も足を運んだが、役所が用意して彼女らに送るはずだった申請書さえ送られてこなかったという。



これはもう、白石区役所という名称を改めて、殺人区役所と呼ぶべきではないだろうか?



そして、「白石区役所」と「北電」と「ガス会社」の殺人トライアングルにも思える構図。



札幌でも昨日、この事件を受けて、障害者団体による緊急市民集会が開催されたようだが、このような事件が二度とあってはならない。






生前に姉は生活保護を受けたいと思い、何度も区役所へ出向きましたが、具体的な指示のないまま時が過ぎたようです。


そうこうする間に、家賃を始めとする入金不足から、電気・ガスなどが止められてしまいました。暖房が止められた極寒の部屋は、とても危険です。


姉の死後に、知的障害のある妹は助けを求めようとして、姉の携帯から何度も「111番」に電話していた履歴が残されていました。


ほんとうは「110番」に電話をしたかったのですが、最後の番号が違っていたのです。なんとも言えない悲しさを、これに感じます。



☆以上、「生きようとした姿は尊い(ブログ 伊勢白山道)」
より引用










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