2007年3月26日月曜日
否極泰来
もしも、人間の行為のすべてが完璧・完全であったなら、そこに大いなる力の流れ込む余地(スペース)は無い。
完璧さは、濃い影をつくる。
事象は、究極に達すれば変化し、変化することによって新しい発展を遂げる。
陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる。否極泰来(ひきょくたいらい)。
いくさは、6:4で勝つのがいい。
勝敗は、六分か七分勝てればそれで十分な勝利である。
八分の勝利はすでに危険であり、九分や十分の勝利は味方が大敗を喫する下地となる。
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武田信玄「甲陽軍艦」より
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