2019年5月9日木曜日

良寛さん



 良寛さんが茶の湯の席に呼ばれた際のこと。何も知らない良寛さんは回って来た濃茶を全部飲み干してしまいました。
 その後で、次席の人に茶を譲らなくてはならないことに気がついた良寛さん。口の中に入れたお茶をこっそり茶碗に吐き出して隣の人に渡しました。それを見ていた次席の人は、禅師から渡されたお茶を念仏を唱えながら飲んだ、ということです。

 とらわれない、といいますか(笑)


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